のんびりキャリア

転職、英語、MBA留学、政治、時事ネタ、文化、紳士靴についての思い(つき)

採用面談で必ず質問する How lucky are you?

私は転職は2回のみの経験で、むしろ「採用する側」のほうが経験あり。

新卒採用を10年以上、キャリア採用は2年ほど担当。

 

私が必ず質問するのは以下。

 

「10点評価で、あなたは自分がどれだけluckyだと思いますか?」

 

回答してもらったあとに、その理由も必ず説明。

 

1) 当社はluckyなヒトが欲しい

 

2) 「自分はluckyだな」と考えて行動するヒトは余計luckyになるから。

 

The harder you work, the luckier you getという言葉にも通じますね!

 

 

 

 

映画とMBA留学ネタ St Elmo's Fire

1986年に制作されたSt Elmo's Fireという映画が大好きです。

 

これはWashington DCにあるGeorgetown大学生の「卒業後」を描く物語。

DCの大人っぽい雰囲気とDavid Fosterの爽やかな音楽のコントラストが最高。

 

私のMBA時代の唯一の自慢は、このSt Elmo's Fireの舞台となった飲み屋で「接待してもらったこと」ことです!!

 

場所はGeorgetown大学の裏のThe Tombsという飲み屋

 

私がGeorgetown大学MBAの面談を受けた際に、「私はSt Elmo's Fireの大ファン。中学の頃から”アメリカの大学にいくならGeorgetown”と決めていた。ここで国際派ビジネスマンになることが夢!!」と大演説。

 

Admissionの偉いおばさんが「よし、待て」と在校生に電話。

在校生のお兄ちゃんに「こいつをThe Tombsに連れて行って食事して」という展開。

 

MBA受験で「Business Schoolに接待してもらった」ことと「場所はSt Elmost Fireの舞台」は「唯一の自慢」です。

 

しかし、私は転職面談でもMBA面談でも、「IQでなく愛嬌で勝負」の人生。

 

Go Georgetown!!!

転職でも正直者が得をする!

40過ぎでの「再転職」の面談で、以下の転職理由を伝えた。

 

「文化が合わない。中途採用した部下を1年もたたないうちに”あいつはダメなので他部署に押し付けよう”。自分たちのボーナスを確保すべく、”部門の赤字を他部門に補填させよう”。この会社で残りのキャリアは過ごしません。が、新卒時からやってみたい業種だったので、勉強になったし、今後の仕事に応用できる。」

 

この理由で、3社中2社から内定あり。残る1社で途中で辞退。

 

この正直者に対しては2点のご褒美あり。

 

1) 本音かつ具体的なので迫力がでる。。

2) 「こいつは本音で話すキャラ。他のネタも本当だろう」と思ってもらえる! 

 

Good luck! 

英語ネタ Advices come in two-fold

おっさんになると上記の言葉が身に染みます。

若手へのアドバイスでもつい「おやじっぽく」2種類のウンチクを垂れてしまいます。

若かりし頃は「どっちなんだよ」と心の中でつっこんだもの。

 

例えば:

 

仕事はスピードがすべて。量が質に転換するんだ!

vs

上司の期待値を超えるんだ。「こいつ、ここまでやるのか。。。」と思われろ!

 

自分が社長になったつもりで書類を緻密に作成しないと!

vs

完璧にしようと思ってたら終わらない。適度の完成度で見切りをつけろ。

 

番外編として、自分の子供に対して:

 

人間は取り柄がないとだめ。得意科目を伸ばせ。芸は身を救うぞ!

vs

若いころから可能性を狭めるな。なんでも好奇心をもって勉強せい!

 

ということで、最後は若手だろうと子供だろうと「自分の哲学」と「自分のoptimal balance」を見つけるしかないです!

 

転職35歳限界説は”ありえない”!

40代で初転職→失敗→再転職をした私は断言します。

 

また、前職でキャリア採用担当していた私は以下も断言。

以下の3条件に該当する知人の「超人気企業への転職」も目の当たりにしました。

 

1) MBACPAを持っていなくてもOK

2) 35歳以上でもOK

3) 実績とキャラ次第!

 

ただし、採用する立場からは「転職歴」は確実に考慮します。

転職回数が多いと「うーん、当社にいると雑用的な突発仕事があるけど大丈夫かな。大丈夫ではないだろうな」と考えてしまいます。

 

そして採用する側の私が心掛けているのは「When in doubt, drop it」です。

 つまり「悩んだら採用しない」。

 

転職エージェントを使うか?

万が一「転職したい」となったら、私は使います。

 

理由:

1) お金や「面談直後の先方の本音」など「質問しにくいこと」を企業に聞ける。

2) 自分と会社の「バランス」についてのエージェントの意見が聞ける。

 

上記2)について、私の経験を紹介します。

 

(実体験)

第1希望企業との役員面談の結果「不合格」を受けて、エージェントと以下対話。

 

(エージェント)  企業がいうには「長くいてもらえるかが不安。あなたが優秀すぎる」。

 

(わたし) 「優秀すぎる」が「建前でなく本音」なら再考願う。私は前回の転職失敗を得て、定年までこの会社でこの仕事がしたい!と思って応募。

 

その結果「よし分かった。では似たポストがあるのでそこに挑戦願う」となった。

 

この対話の中でエージェントから「自分(エージェント)としても”あなたはこの会社では物足りなくなるかな”という心配は理解できる。あなたの話し方や”ストレート差”より、そういうキャラかも」と教えてくれました。ちょっと驚きました。

 

この「第三者のプロとしての意見」は自分ひとりで企業と直面してたら絶対に触れることのないものでした。

おまけでTOEIC 990点

アメリカ留学後および駐在後に会社でTOEIC受験して、990点。

上司から「当然満点だろ。受けろ」とプレッシャーかけられたので、超緊張。。。

 

素点でいうと、10セクションのうち、3セクションが「満点でない」。

Reading関連で94, 95、listeningで97。

私は国語でもTOEFLでも「長文読解」が苦手。

 

とりあえず、上司には詳細は伝えず「おかげ様で990でした!」と胸を張って報告。

 

しかし、「素点で満点でなくとも990」というのが「アメリカ的」というか「合理的」で素敵。つまり「語学に満点なんて永遠にないので、満点は1000点でなく990」という設定と「素点で満点でなくとも990にしてやる。それだけできれば大丈夫」という「太っ腹」な評価!