のんびりキャリア

転職、英語、MBA留学、政治、時事ネタ、文化、紳士靴についての思い(つき)

Japs are not welcome anymore

Mike ShinodaによるラップグループFort Minorの曲”Kenji”。

最初にこれを聞いたときは衝撃でした。

 

Mikeの日系アメリカ人のおじいちゃんとおばあちゃんが、Pearl Harbor後に収容所に入れられた実話。

 

終戦後、おじいしゃんとおばあちゃんが収容所から解放され、ようやく帰宅。

自分の家に殴り書きされていたのは"Japs are not welcome anymore"。

 

"Political correctness is fascism pretending to be manners"

by George Carlin (アメリカのコメディアン)です。

 

”Political correctnessはマナーのフリをしたファシズムだ”

 

その通りです。

 

Political correctnessを主張する人間に限って、「お前はracistだ。fascistだ。sexistだ」と相手をひどい言葉で中傷します。

 

正しいと思うことをいえない世の中はいけませんね。

TOEIC 800と”Nemo“のどちらが上か?

TOEIC 800点のヒトは、映画”Finding Nemo”がどれだけわかるか」という話です。

 

「感覚的」ですが、ほとんどの800点のヒトが「Nemoを字幕なくして理解するのは無理」でしょう。

 

私はFinding Nemoの英語版を子供と100回は観ましたが、以下が特徴です。

  1. とにかく早口。特にNemoのお父さんが慌て者で早口。これがアメリカ人にありがち!
  2. 場面がオーストラリアにいくと「オーストラリア英語」になる。アメリカ英語からスイッチするのが困難!

 

子供向け映画なので内容は簡単ですが、上記2点より「とてもよい英語の教材」です。

 

Nemoを字幕なしでdictateできるヒトは「TOEIC 900点超」に間違いないです!

採用ネタ "B players hire C players"

前職2社で新卒採用とキャリア採用をしてましたが、情熱を込めてました、

なぜならば、採用こそが「会社で最も重要な仕事」だから。

 

「いや、営業、技術、製品のほうだ大事だ」という反論があるかもしれません。

が、それらはタレントいれば実現できますし、逆にタレントが皆無であれば、それらのどれも実現できず。

 

そして、さらに重要なのが「A player (一級の社員)」を採用すれば、その彼・彼女がさらに「A players」を採用すること。

 

残念ながら、逆もまた真。

私が好きなVenture CapitalistGuy Kawasakiも言ってます。

"B players hire C players. And C players hire D players"

 

これは感覚的にわかると思います。

自分が頑張らないヒトは、自分より頑張るヒトに来てもらっては困るのです。

 

他方、優秀なヒトは「自分より優秀なヒト」がチームに加わることを恐れません。

 

ということで、採用の成果は「自分より優秀な人間を採用できたか」。

Classic detachment from reality

これもAndrew Klavanのpodcastでの発言です。

 

先週アメリカのSt Louisで暴徒が私有地になだれ込んだ際、住民が銃をもって暴徒に対して「でていけ」と対峙するシーンがTVで放映された。立派な正当防衛である。

 

その住民に対して、CNNが「でもあなたの資産は破壊されたんですか?」と詰問。

これをKlavan氏が「このCNNの質問はClassic detachment from reality」と評価。

 

意味は「現実を無視した典型的なケース」。

「Classic」は「古典的な」という意味もあるが、「昔からよくある」や「典型的な」という場面で使われる。

 

この住民は「自分や家族の安全が脅かされるというのは立派なテロ行為」と毅然と回答。

CNNの質問者が同じ立場にたったら、この暴徒を家に招き入れてコーヒーでもだすのだろうか?

Hard times create strong men. Strong men create good times.

上記で終わりでなく、オチというか教訓が続くのです。以下が全文です。

 

“Hard times create strong men. Strong men create good times.

Good times create weak men. And, weak men create hard times”

 Michael Hopf (アメリカの作家)

 

困難な時代が強い人間をつくる。強い人間が良い時代を築く。

良い時代が弱い人間をつくる。弱い人間が困難な時代を築く。

 

Andrew Kalavanというアメリカの作家・エッセイストのpodcastで「現代のアメリカはまさしくGood times creaet weak menだ。言論の自由が奪われ、自由に発言できない。そして、人々は平和ボケして、健全な議論ができない」と。

 

それをいうなら、日本はすでに「Hard timesに突入して久しい」気がします。

 

It is not the size of the man in the fight but the size of the fight in the man.

メタルバンド MachineheadDVD “Elegies”の最後に表示されるメッセージ。

 

インターネットで調べると、英国・チャーチル首相も同様の発言をされた模様。

 

「重要なのは戦いの中の”人間の大きさ”ではなく、その人間の内なる戦いの大きさである」

 

いやあ、格好よくまとめるものですね!

 

このバンド、解散の危機やメンバー脱退のピンチを乗り越えて、それなりに成功してます。きっと葛藤と苦悩があったのでしょう。