以下の本はamazonでは悪書評のオンパレードだったので、試しに図書館で借りてみた。たしかに「オラオラ系の業界人」っぽいので、一般人からすると「調子にのるな。あなたははったり系だ」という反感も分からなくもない。
だが、以下のエピソードは面白かった。
1) 金魚が20匹泳いでいる水槽がある。
2) ここにアクリル板をいれて、水槽の片方でしか泳げないようにする。
3) アクリル板を除去しても、これらの20匹は水槽の片方でしか泳がない。
4) ここで新しい金魚をいれると、その金魚は自由に泳ぎ回る。
5) その新しい金魚が水槽のいたるところで泳ぐのをみて、もともとの20匹も「そうか、反対側でも自由に泳げるのか」と気づく。
田端氏のオリジナルの逸話でないようだが、出典がなんであれ、含蓄のある小話である。