昇給は「上位の仕事ができたから」or「上位の仕事ができると期待するから」?
私は人事専門でないのでdon’t quote me on thisですが、「前者」なのでしょう。
「期待」だけでお金がもらえるほど世の中は甘くないので「いまの職位であなたは十分に上位の役職の“役割”が務まってます」という会社の論理。
ですが、こうなると「ギリギリまで頑張りながら昇給を目指している人間」に対して、「昇給するから、さらに上位の役職(役割)が務まるように頑張れよ」というと、息切れするリスクがありますね。
なので、上司と部下で「Expectation(期待値)」をすり合わせしておくことでしょう。
- 今の給与で「上位の役割」が務まって初めて昇給
- 昇給後もその「挑戦」は続く。「昇給したからあとは楽ちん」ではない。
- 「これ以上の昇給は不要」は個人の自由だが、上記1)の昇給(現状)を維持するにもそれなりの成果が必要。→この点を、日本の古き良き企業が「明確にする」のが難しいのでしょう。