(書評) 桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか
(出版) 幻冬舎
(著者) 鳩山玲人
著者の違う本を持っていましたが、こちらのほうが良かったです。
従い、これを本棚に入れて、他のほうは捨てました。
(私が印象に残った点)
1) 迷っているときは思考が止まっているときなので、(フレームワークなど)思考の助けになるツールを使って頭を整理する。
2)痛みが受け入れられる範囲で変革を起こす。Harvard MBAで習ったリーダーシップより、Havard Kennedy Schoolで習ったリーダシップを取り入れた。
3) 自分一人でできることに他人を巻き込まない、
→これは会社ではありがちなので、反省になりました。「向こうの事業部長と面談するならこちらの事業部長もつれていくか」という安易な会議設定を窘められた気持ち。
4) 自分と関係がないものの優先順位を上げる。これは著者の青山学院での恩師に習ったと。「自分から一番遠いものに注力すべし」と。
筆者は鳩山familyのメンバーゆえ、三菱商事に入ったのもそれが助けになったのかもしれません。(これは私の推測)。Harvard MBAに出願した際も、そういったことがプラスに評価されたのかもしれません。ですが、Harvard MBA卒業するにはそんな生い立ちは関係ないでしょう。また、その後のご活躍をみると、相当の実力者・努力家に違いありません。
同じ年なので余計に刺激になりました!