拳闘士か? 検討士か?
これはサラリーマンの永遠のテーマ。
最初の会社は「古き良き昭和の会社」だったので、自分も含めて「96%が検討士」。
「新規事業部署」では、検討に検討を重ねたあとに、次に来るのは「また検討」。
私は10年弱、その仕事をしましたが、1件も新規事業は実現せず。厳密にいうと、私が担当を外れた後に実現した新規技術が1件。よって、自分の関与という意味では「10年に0.5件」のペース。
翻って、今の会社では、1年で3件実現。
では「なんでも新規スタートすればいいのか」といわれると、もちろん「金儲けができたか?」が大事なので「最後までわかりません」が回答。
他方、担当者としてはmotivationが全く違います。
「この会社は多少荒っぽくても、新しい事業をやらせてくれる」と感じるのか、もしくは「2年検討したので、あと8年検討するのか」と感じながら仕事をするのは、まったく違う毎日。
泥と血にまみれた「拳闘士」でありたいです。