のんびりキャリア

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中学受験は価値があるのか?

「努力の結果、合格した学校であれば価値あり」と思います。

 

1) 「それなりのレベルの同級生」が集まっているので、よい刺激が期待できる。

2) 学校も「進学実績」が重要なので、進学指導に気合あり。

 

ただ、「本人に自覚さえあれば、高校まで公立でOK。大学受験でTop校に入れば?」と言われると、昭和生まれの自分は「そのやりかたの推奨派」ゆえ、返す言葉がない。

 

一方、親の立場からすれば「自分の子供でリスクはとれない」。

上記1)2)の可能性を信じ、かつ本人が「中学受験したい。あの学校にいきたい」というなら「では金はなんとかしよう」となる。

それもアメリカの大学のように「年間600万円」なら「絶対ダメ」だが、「6年間で600万円」となると「うーん、生活を切り詰めてなんとかするか」。

(蛇足) 学費の観点では、日本は”私立”といっても「優しい」。逆にアメリカは「the poor get poor」の典型的な格差社会。私はその意味で「大学からの留学に反対」。

 

海外MBAと同様の「勘定論」なるも、仮に「私立中高のおかげで、大学もTop校。おかげでよい仕事ができ、年収で+100万円」と仮定すれば、中高600万円も6年で投資回収。大学の4年間で合計10年なら10年で回収。(いずれも親はリターンゼロなるも!)

 

Top大学や有名企業に行かず、仮に「小説家や音楽家」になる場合もある。それでも「頑張って、目標を達成する」という癖が小6の時から培えるのであれば「まあいいか」が親の開き直りです。

ということで最後は「感情論」でした。