2021年のbest fightはGeorge Kambosos Jr 対 Teofimo Lopez。感動もの。
無敗どうしの世界戦だったが、下馬評ではLopez有利。
Lopezはメディアにも「無敗のチャンピオン。無敵!」と派手に扱われ、Kambososを試合前から軽蔑したりおちょくる始末。
しかし、試合はなんとKambosos Jrの判定勝利で、彼は一躍ヒーローになった。
Kambosos Jrの驚くべきところは、彼の性格とマナーの良さ。
相手を蔑むこともなく、相手を称え、常に謙虚。
そんなKambososも試合前は「死ぬ覚悟」だったらしく、試合前には奥様に「俺が死んだら子供たち3人を宜しく」と試合に臨んだ。
圧巻は10ラウンドのダウンシーン。
Kambososはダウンされ、敵地New Yorkは大観衆。Lopezはとどめを刺す寸前。
しかし、彼は胸の前で十字を切り、相手に突進していく。
このシーンは鳥肌+感動の涙ものである。