のんびりキャリア

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英検1級 2次試験 ドキドキの件

学生時代に2次で落ちたので、「この20年以上の修行成果を示すため、高得点で受かってやるぜ!」と満を持して臨んだ結果「ギリギリでドキドキの合格」。

 

合格基準 602

得点 632

 

以下の4セクションにつき、2人の試験官が「満点5点」で採点するのですが、ストーリーのしょぼさが原因と思われ、「Short Speech 7点」。

 

7  Short Speech  (日本人試験官3点+アメリカ人4点か)

8  Interaction

8  Grammer & Vocabulary

8  Pronunciation

 

5つのテーマから私が選んだのは「Should fathers be more engaged in child’s upbringing?」。

その狙いは「子供ネタで時間稼ぎをするぜ!」。

 

(自分の2分間スピーチ)

Yesです。父親はより育児に関与すべき。自分も子供がたくさんいるが、育児に関与しなかった子供と、育児に積極的に参加した子供では性格が違うと思う(→これ、適当!)。そういえば、海外にいたころは育児に参加できたなあ(→あまりスピーチになっていない!)。「父親の育児の参加度合いが子供のキャラに影響を与える」というstudyもあると聞いたことがある(→これもっと適当!っていうかここですでに子供ネタが尽きる! やっぱ育児をしていないと罰があたる!)。

ただ、日本ではworkaholicな文化があるので簡単ではない。私の以前の会社は22時ぐらいまで働くのが当たり前だったので、育児は妻に依存していた。有給休暇も「使わないのが当たり前」というOld-Schoolなcultureだったので、ほとんど使わず。軽蔑的に聞こえたら申し訳ないが( I don’t mean to sound derogatory or pejorative)、今回のコロナ騒動でも感じたが、日本人はObedient(従順)である。よって、政府がより強固に「会社を休んで育児に参加すべし」という方針を打ち出せば、大部分の日本人はそれに従うのではないか。とにかく父親はもっと育児に参加すべきですね。

 

「内容薄い。。。。。」と恥ずかしくなるが、これでも合格できる。

高校生、時には中学生まで合格しているので「内容の高尚さ」は関係ない。

それよりも、「スラスラと話せるか」と「具体例をもって“論理的”に話せるか」。

 

(私の教訓)

  1. 自分の「狙う分野」を決めたら、10テーマぐらい練習する。これだけしておけば、例えばテーマが「少し違う」場合でも、強引にそのネタを披露可能。
  2. 「英語がうまそうな言い回し」を考えておいて、使う。私は「自虐的なネタ」もしくは「ストレートな表現」が好きなので、Pejorativeとderogatoryを使おうと決めてました。コツは「難しい単語」でなく「言い回し」。これはyoutubeipodで大学教授や起業家のスピーチを参考にするとよい。
  3. とにかく話す。2分間スピーチは話している途中で「チン」と鳴ったので良かったですが、その前後の「会話」では淡泊すぎた。「出張で訪問したヨーロッパは良かったよ」だけでなく、「何が良かった。次回はこれがしたい。もともとこういったことに興味があった。海外のXXXはいったことあったけど、この国は初めてだった等々」のウンチクを披露すればよかった。「淀みなく話せるオーラを出す」ことによる印象点は相当の割合を占めると思います。

 

Good luck!