MBA受験は「なんでもあり」
もう15年以上も前の話ですが、私のMBA出願時のエピソードです。
ひとことでいうと「情熱でDream校に合格」。
まず、MBA出願は以下のpackageがあります。
(GMAT) 算数と英語の標準試験。上位校は高得点であればあるほど合格可能性あり。(TOEFL) 外国人に必要な英語試験。
(Essay) なぜMBA? なぜ登校?あなたは当校にどうやって貢献?等々
(面談) この学校はoption
私はGMATが振るわず、「上位校の合格者平均の下限」でした。
私も含めて日本人は「試験点数へのこだわり」が強いのでこれは応えました。
そこで、上記Package出願後、猛アピールを決行。
具体的には:
- 現地面談をすぐに申し込み、アメリカに飛ぶ。
- 在校生に積極アピール。「どうやったら合格率が高まるか」を相談。
- 学校に「在校生と会った感想。Fit感は最高」というエッセイ(作文)を提出。
- 学校に「学校で読んだ機関紙が最高だった。具体的には~」という作文を提出。
- 大学のゼミ教授の推薦書を追加で提出。
- 同じ会社の卒業生(初めて会った!)からむりやり推薦書をもらい、追加で提出。
- 「最近仕事でこんな業績を残した!」という追加の作文を提出。
上記3から7は「出願手続では要求されていない自発的な追加書類」。
かつ学校によっては「追加書類は一切受け付けない」方針もあり。
私は「追加書類をだしていいか?を確認すべきかな」と一瞬(2分ほど)悩みましたが、最後は「後悔の無い方法を攻めるぞ。Nothing to lose!」と吹っ切れました。
これに加えて、2で現地で食事をご一緒させてもらった在校生が、入試審査部門に「あいつ、本気でこの学校志望だよ。fit感あるよ」とメールで推薦してもらいました!
日本の受験ではありえない「珍プレー」連続ですが、これが人間っぽくで好きでした。
これで「合格者の中でもきわめて低いGMAT」で感動の合格!
MBA受験でも「IQよりも愛嬌で勝負」の私でした。