のんびりキャリア

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英語ネタ “When I last checked, ---”

Last time I checked, ---という言い方も多いです。

 

冗談や「いわなくても分かるだろ」というネタを披露する際に、枕詞で使うイメージ。

 

私が大好きなアメリカ人コメディアンChris Rockの以下の使い方が秀逸。

 

「俺の白人の友達はこういうんだ。世の中フエアじゃねえよ。黒人はなんでも口にできる。白人がN**gerなんていったら大変な騒ぎだ」

 

それに対しChrisのオチは:

 

Yeah, when I last checked, that was the only advantage I had to be a black. You wanna switch places?

そうだ、俺が最近確認したところによると、"n@@gerと発言できること"が黒人であることの唯一の取り柄だ。立場を交代するか?

 

自虐的なオチだけでなく、「Political correctnessが重視される世の中で大変。これはinsane timesだ。白人が自分の言葉に敏感になるという歴史上初めての瞬間だ」というメッセージです。

Chris Rockは実は含蓄のあるネタが多いです。

英語ネタ "The vaguer the accusation, the harder it is to rebut”

私が好きなアメリカのコメンテーターのpodcastでの言葉です。

 

告発が曖昧であればあるほど、反証を挙げることは難しい

 

その通り。

 

彼はこれにかけて、夫婦で議論をするときも「You ALWAYS do this. You ALWAYS say that.」という論調を避けるべき!と絶妙なアドバイスをしてます。

 

「alwaysとはいつのこと?」

「この国は人種差別国家だ!とは何をもっていっているのか?」

「お前が受けた特権について謝れ、というのは、誰が与えたどういう特権のこと?」

 

目的が「喧嘩を吹っ掛けること。感情にまかせて相手を非難すること」であれば別ですが、それでは何も解決されません。

 

夫婦喧嘩も政治論争も冷静、論理的、公平にやりたいですね!

英語ネタ You cannot let your passion overcome your reason.

と、上記は私がpodcast購読しているアメリカ人のコメンテーターによる言葉で、「うまくいうな」と思いました。

 

直訳= 情熱が理由(理性)を圧倒するのを許してはいけない。

意訳= 「裏付けがなく、気持ちだけで主張してはいけない」

 

アメリカで起きた「白人警官による黒人男性への暴力」に関する議論の中での発言。

 

アメリカのメディアでは「アメリカという国家は黒人を弾圧する。警察官は人種差別主義者」という報道が散見。

 

ひどい場合、以下のようなコメントも。

 

”Being black is a death sentence in America.”

アメリカにおいて、黒人であることは死刑宣告に等しい”

 

私は小中学をアメリカで過ごして、人種差別を受けました。

12月7日(パールハーバー攻撃のアメリカ時間)には石を投げられたことも。

アメリカ人は人種差別の国」と言いたくなる時もありましたが、それはいけません。なぜなら、私は「3億人のアメリカ人に12月7日に石を投げられた」経験はありません。

英語ネタ Real eyes realize real lies

好きなメタルバンド machinheadによる上記タイトルの曲がありました。

 

アメリカ人にとっては「ダジャレ」のような響きなのでしょう。

発音してみるとわかります。

 

日本にとってはLとRの交わりがあり、発音が難しいです。

 

そして、このメッセージ性が好きです。

 

「本当の目は本当の嘘を見抜く」。

 

うーん、insightfulですね。

 

英語ネタ Advices come in two-fold

おっさんになると上記の言葉が身に染みます。

若手へのアドバイスでもつい「おやじっぽく」2種類のウンチクを垂れてしまいます。

若かりし頃は「どっちなんだよ」と心の中でつっこんだもの。

 

例えば:

 

仕事はスピードがすべて。量が質に転換するんだ!

vs

上司の期待値を超えるんだ。「こいつ、ここまでやるのか。。。」と思われろ!

 

自分が社長になったつもりで書類を緻密に作成しないと!

vs

完璧にしようと思ってたら終わらない。適度の完成度で見切りをつけろ。

 

番外編として、自分の子供に対して:

 

人間は取り柄がないとだめ。得意科目を伸ばせ。芸は身を救うぞ!

vs

若いころから可能性を狭めるな。なんでも好奇心をもって勉強せい!

 

ということで、最後は若手だろうと子供だろうと「自分の哲学」と「自分のoptimal balance」を見つけるしかないです!

 

おまけでTOEIC 990点

アメリカ留学後および駐在後に会社でTOEIC受験して、990点。

上司から「当然満点だろ。受けろ」とプレッシャーかけられたので、超緊張。。。

 

素点でいうと、10セクションのうち、3セクションが「満点でない」。

Reading関連で94, 95、listeningで97。

私は国語でもTOEFLでも「長文読解」が苦手。

 

とりあえず、上司には詳細は伝えず「おかげ様で990でした!」と胸を張って報告。

 

しかし、「素点で満点でなくとも990」というのが「アメリカ的」というか「合理的」で素敵。つまり「語学に満点なんて永遠にないので、満点は1000点でなく990」という設定と「素点で満点でなくとも990にしてやる。それだけできれば大丈夫」という「太っ腹」な評価!

英語ネタ No one was even thinking about you....

Winson Churchillの以下の言葉が好きです。

 

"When you're 20 you care what everyone thinks,

when you're 40 you stop caring what everyone thinks,

when you're 60 you realize no one was even thinking about you in the first place."

 

要は「もともと誰も自分のことなんか気にしてない!」ということ。

 

「どう見られているか」という意識の強い日本人(私だけ?)には含蓄のある言葉。

 

といっても「分かっちゃいるけどやめられないんだよな」というのが本音。

それとも、私もまだまだ若いということかな!