のんびりキャリア

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英語ネタ "WHO is China-centric"

トランプ大統領の上記発言に対するNHKの字幕は常に「WHOは中国寄り」。

 

しかし、これは「WHOは中国中心だ」が正しいです。

 

これは、NHKによる中国への配慮でしょうか? 

もしそうだとしたら「報道は配慮することが仕事でなく、”正しく伝えること”が仕事です」と申し上げたいです。 

英語ネタ Herd mentality

Herdは”群衆”で、Herd mentalityとは「群衆心理」というか、日本人にはおなじみの「周りとの比較を意識すること」である。

 

つまり「MBAをとったんだから、周りと同じように高給な仕事につかないと」という考え方です。

 

何を隠そう、私もなんとなく「このherd mentalityで、外資系に転職して失敗」しました。

 

そこで「自分のやりたいこと」に気づき、いまは日系メーカで自分のやりたいことをやってます。給与は下がりましたが「自分に正直に生きる」ほど、恵まれたことはないです。

 

「オラオラ外資」で厳しいときを過ごしましたが、そこで以下を実感しました。

 

What doesn't kill you makes you stronger.

 

TOEIC 990点はどれぐらいのレベル?

「海外の仕事を安心して一人で任せられるレベル」だと思います。

 

ただ、「990点どうし」でも「実力に幅はある」と思います。

私もは「数問を間違えた990点」だったので「素点で満点の990点」の超人とは実力差があるでしょう。

 

私は、FOX newsをみていても「うーん、今のはわからない。父権制度や一夫多妻制って英語でそういうのかあ。。。」という現状です。

英語ネタ I was wonding if I can have a word with you?

またしてもSpotlightという映画で、掲題のお願いごとを「一筆書いてもらっていいですか?」という字幕で表現していた。 これは間違いでしょう。っていうか、そもそも日本語でもこういった発言しますかね。。。。

 

「少しだけ相談させてもらっていいですか?」というお願いごとです。

 

字幕を専門家が準備しているのか、それとも機械翻訳なのか。 機械翻訳であれば「やってしまいそうな誤訳だな」と思いますが、英語に通暁しているはずの翻訳の専門家による仕事であれば「You need to do better!」といいたいです!

 

If it takes a village to raise a child, it takes a village to abuse one.

Spotlight (スポットライト 世紀のスクープ)という映画での弁護士のコメント。

前半部分はよく言われる格言ですが、後半の部分は「神父による子供への虐待は組織的だ」ということを表現。

「子育てはcommunityの義務だ」は昭和の文化ですかね。

英語ネタ "It's tricky"

Spotlight (スポットライト 世紀のスクープ)という映画での、弁護士のコメント。

これは新聞記者が過去の「カトリック枢機卿による証拠隠蔽」について弁護士に質問した際の弁護士のコメント。要は「時効が3年で短いので事件解決までの時間が少ない。被害者は名乗り出たくない」という「事件の厄介さ」を表現するためのコメント。

”ああ、そこが罠なんだ”という字幕。。。うーん、いまいち「雰囲気」がでていない。

 

私なら以下の字幕とします。

1) 面倒なことが多いんだ。

2) これが簡単じゃないんだ。

3) そこがポイントなんだ。

 

「そこが罠なんだ」というと、誰かが「罠を仕掛けた」ニュアンスになりますが、この場合は適切でないですね。

 

英語ネタ "Get the f**k outta here!"

コロナ休みの中で映画「マネーショート」を見ました。最高でした。

これはリーマンのきっかけとなった金融機関の暴挙を描いた映画。

その中で「この字幕はセンスいまいち」と思ったシーンあり。

 

「金融機関はこんな悪意に満ちた金融商品を作っている」というプレゼンに対して、主人公を含む金融チームが、「信じられない」という顔をして「Get the f**k outta here!」と発言。

 

この字幕が「ここからでてけ!」と”直訳的”。

 

この字幕を読んで「発言者の意図」がわかるでしょうか? 分からないと思います。「けんか腰で”部屋からでてけ”といっているのかな。プレゼンタと発言者はけんかしているのかな?」と思わないでしょうか。

 

発言の意図は「ありえないだろ!」ということです。

よって私なら以下のいずれかの字幕とします。

1) ありえねえだろ!

2) マジかよ?

3)冗談だろ?

 

これはアメリカ人とのcasualな議論になった際によくでてくる言葉。

よって、この字幕をみたときに「この訳者は、発言者の意図がわかってないのでは? あまり”リアルな”場数を踏んでいないのでは?」と不安になりました。

 

”リアルな”というのは、この発言はTOEICや英検の勉強では「100%絶対にでてこない発言」であるからです。似たような映画やアメリカ人との「casualな激論」に従事しない限りは「真意を理解した、気の利いた訳」はできないでしょう。