のんびりキャリア

転職、英語、MBA留学、政治、時事ネタ、文化、紳士靴についての思い(つき)

2020-01-01から1年間の記事一覧

(書評) 脱マウス最速仕事術

(著者) 森新 (出版) ダイヤモンド社 (点数) ★★★☆☆ 私はビジネススクール入学時のオリエンショーンで、エクセル教室の兄ちゃんから「マウスは捨てろ!」と言われて以来、エクセルのショートカットの研究を細々と継続。 その中で、この本のKindle立ち読み版で…

「残業はなるべくゼロにするように」という上司の依頼の真意は?

私が新卒入社したのは90年代で、会社は「ホワイト」でしたが、それでも「残業代は一部しか払わない」が不文律。 「日本社会の空気が読めない」私はこれに関して「苦い思い出」あり。 入社して1年ぐらいでした。 上司から「全社対策で、残業はなるべくゼロに…

ヒトが嫌がる仕事をしているか?

私自身の転職経験より、キャリア採用(対象は40歳前後!)でほしい人材は「ヒトの嫌がる仕事ができる人材」と確信。 「即戦力」や「プロ人財」というなんとなくそれっぽい言葉で語られることの多い「キャリア採用でほしがられる人財」だが、これが一番わかり…

(書評) 邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき

(著者) 伊藤祐靖 (出版) 新潮社 おすすめです。現在55歳前後の筆者をぜひ政府中枢に迎えるべき。「犠牲者を何人だそうと国家の理念を実現すべき」という言葉がでてくるが、youtubeの筆者会見でも同じ言葉がでてくる。この当たり前の言葉に感動してしまう日本…

「平和について考えよう」は本当に平和について考えているのか?

広島原爆の日に上記のようなNHK番組があったが、感傷的な内容ばかりで、「どうすれば平和が維持できるか」という提案がゼロ。 こういった「お花畑調」の議論をきくたびに、「この人たちは本気でこういった感傷的な議論だけをしているのか? それとも日本が感…

なぜアメリカ大統領選の行方を気にするのか?

コロナで自宅待機の私は、四六時中「トランプが再選しなかったら日本は危険」と心配中。 その心配の理由を一言でいうと「中国が攻めてきたときに、トランプ以外のアメリカでは助けに来ないから」。(トランプでも保証はされていないが) その点につき、怜悧…

採用面談で「目で嘘をつく」ことができるか?

キャリア面談に同席する機会がありました。コロナの影響もあり、remote面談。 私は事業会社にいるので「口だけのヒトは困る」という大前提があり、よく質問するのが「自分が無駄だと思っても、上司から指示を受けた仕事をどうするか」という点。 これには「…

(書評) シリア原子炉を破壊せよ

(出版) 並木書房 (著者) ヤーコブ カッツ イスラエルの「冷徹なまでの現実的思考」とその「行動力」に圧倒される。そして、最後には「日本も同じことができないのか」と現実に戻る。 イスラエルは常に侵略の危機に晒されている。1) イスラエルを敵視する言動…

転職後の1年間でその会社のイメージ把握できる。

私の2回の転職経験では上記の通り。 その会社の良いところも悪いところも含めた「社風」がわかるのは約1年。 最初の半年は「必死に作業をこなして、仕事と組織を覚える」過程だが、それが落ち着き「会社の社風、カルチャー、キャリアパス」が肌感覚としてわ…

Victimhood (mentality)とは?

被害者意識のこと。 Black Live Matter及びLefistsは「組織的人種差別のせいで、有色人種は被害者を受けている」と主張。 これに対する反論: 1) Victimhoodという「他責」が生み出す弊害 = いつまでも他人のせいにしていて「自分が努力する」ことを怠って…

中国を尖閣に向かせることはできないか? (byアメリカ国務長官 on 1974年1月31日)

「永遠の同盟などない。あるのは国益だけだ」とどこかの偉いおじさんがいったらしいが、それは日本にとってのアメリカとの関係にも当てはまる。 掲題コメントはアメリカの公式議事録にも残っている。 --- Office of the Historian ウエブより 引用開始--- SE…

CNNは何の略か?

難しい五択です。 a) Counterfeit News Network b) Chinese News Network c) Chronic Narcissistic News d) Clinon News Network e) All of the above 私は英語の勉強を兼ねて、2年間ほどCNNをお金を払ってみてましたが、「ANTIFA思想で洗脳される」ことを恐…

中学受験は価値があるのか?

「努力の結果、合格した学校であれば価値あり」と思います。 1) 「それなりのレベルの同級生」が集まっているので、よい刺激が期待できる。 2) 学校も「進学実績」が重要なので、進学指導に気合あり。 ただ、「本人に自覚さえあれば、高校まで公立でOK。大学…

中学受験の塾代は年間150万円。

小6の子供が進学塾SAPIXに通ったときの年間費用。 私は中学受験経験がないので「そこまでする必要あるか」と思いながらも、本人がやる気だったので、「であれば、金を捻出しよう!」と英断(?)。 この150万円はもちろんのこと、合格したら毎年100万円を継続し…

海外MBAを取得する価値はあるのか?

私は「価値あり」と考えます。 取得にえいやで「2600万円必要=(学費800万円 + 生活費500万円) x 2年」と考えたら不安になりますね。 仮に「入学前の給与が900万円」とします。 「投資回収」という意味では、以下により「ざっと10年で回収」。 (学費2600 +逸…

Life is a marathon, not a sprint.

「人生はマラソンであり、短距離走ではない」 そう思います。 私は3年ほど前に、近所を走るようになりました。 そのエリアを選んだ理由: 1) 裕福なエリアで、なんとなく「上品」。このオーラを感じながら走るのが重要。 2) 上り坂と下り坂がある。 15分でエ…

日本政府は杉原千畝にビザ発給を禁止していない。

「ユダヤ難民の遺族が日本側に謝意。NY総領事と面会」 (2020年7月23日付 共同通信) 本日、上記ニュースがあった。これは第2次世界大戦時に日本からの旧ソ連大使がユダヤ人にビザを発給して命を救ったことに対して、親族が謝意を表明したこと。 「ユダヤ人へ…

Facts don't care about your feelings

これはアメリカの保守系政治コメンテーターのBen Shapiroの言葉であり、彼が書いた本のタイトルでもあります。 意訳すると「大事なのは事実であって、お前の気持ちではない」。 アメリカの各都市で大変な暴動が起きてます。 暴動を取り締まろうとしている警…

”会議には懐疑的”

幻冬舎代表取締役社長の見城徹さんによる「絶望しきって死ぬために,今を熱狂して生きろ」(講談社+α文庫)からの引用。 どこかの自己啓発本にもありましたが「会議は95%が情報伝達だ」にも同意。 「会議方法を見直すべき。積極的に発言せい!」という会議…

(書評) 学者のウソ

(出版) ソフトバンク新書 (著者) 掛谷英紀 論理的かつ怜悧な分析をする良書。おすすめです。 いわゆる「リベラル」の感情的な主張に対する公平な突っ込みをされており、こういう方が日本の学界をリードすべき。現実はこのような方は少数派でしょう! 日本の…

Japs are not welcome anymore

Mike ShinodaによるラップグループFort Minorの曲”Kenji”。 最初にこれを聞いたときは衝撃でした。 Mikeの日系アメリカ人のおじいちゃんとおばあちゃんが、Pearl Harbor後に収容所に入れられた実話。 終戦後、おじいしゃんとおばあちゃんが収容所から解放さ…

(書評) 桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか

(出版) 幻冬舎 (著者) 鳩山玲人 著者の違う本を持っていましたが、こちらのほうが良かったです。従い、これを本棚に入れて、他のほうは捨てました。(私が印象に残った点)1) 迷っているときは思考が止まっているときなので、(フレームワークなど)思考の助…

拳闘士か? 検討士か?

これはサラリーマンの永遠のテーマ。 最初の会社は「古き良き昭和の会社」だったので、自分も含めて「96%が検討士」。 「新規事業部署」では、検討に検討を重ねたあとに、次に来るのは「また検討」。 私は10年弱、その仕事をしましたが、1件も新規事業は実現…

"Political correctness is fascism pretending to be manners"

by George Carlin (アメリカのコメディアン)です。 ”Political correctnessはマナーのフリをしたファシズムだ” その通りです。 Political correctnessを主張する人間に限って、「お前はracistだ。fascistだ。sexistだ」と相手をひどい言葉で中傷します。 正…

MBA受験は「なんでもあり」

もう15年以上も前の話ですが、私のMBA出願時のエピソードです。 ひとことでいうと「情熱でDream校に合格」。 まず、MBA出願は以下のpackageがあります。 (GMAT) 算数と英語の標準試験。上位校は高得点であればあるほど合格可能性あり。(TOEFL) 外国人に必要…

(書評) 邦人奪還 by 伊藤祐靖

題名 : 邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき― 著者 : 伊藤祐靖 出版 : 新潮社 図書館で予約しようと思ったら9か月待ち(=18人÷2週間の想定)だったので、購入。 おすすめです。現在55歳前後の筆者をぜひ政府中枢に迎えるべき。「犠牲者を何人だそうと国家の理…

TOEIC 800と”Nemo“のどちらが上か?

「TOEIC 800点のヒトは、映画”Finding Nemo”がどれだけわかるか」という話です。 「感覚的」ですが、ほとんどの800点のヒトが「Nemoを字幕なくして理解するのは無理」でしょう。 私はFinding Nemoの英語版を子供と100回は観ましたが、以下が特徴です。 とに…

採用では、IQ(あいきゅう)よりも愛嬌(あいきょう)が重要!

というのが新卒採用でもキャリア採用でも私の原則。 ただし、「IQゼロでもいいですね」という極端な話でなく、「一定の学齢と職歴」がある前提。 つまり、「同じような学歴と同じような職歴」であれば、「愛嬌」があるほうが勝ち。 「可愛げ」と言い換えても…

人間は何歳になっても変わることができる。

私の持論は以下。 1) 中学生ぐらいから人間の性格は変わらない。 2) でも、何歳になっても「自分が変わろう」と思えば、変わることができる。 特に2)を意識するのは、私が以前の「古き良き会社」で、上司より「日本の会社なんだからストレートな物言いは避け…

採用ネタ "B players hire C players"

前職2社で新卒採用とキャリア採用をしてましたが、情熱を込めてました、 なぜならば、採用こそが「会社で最も重要な仕事」だから。 「いや、営業、技術、製品のほうだ大事だ」という反論があるかもしれません。 が、それらはタレントいれば実現できますし、…